人型兵器アニメの有視界戦闘への突入理由(仮)[Reasons for entry into visual battle of humanoid weapon animation (Temporary)]

2020年5月27日水曜日

オリジナル(ORIGINAL) 考察[Consideration] 水瞬(Suishunn)

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 人型兵器の有視界戦闘理由を独断と偏見で作品を選んで書きます。人型兵器による戦闘は現代戦とは違い、有視界戦闘が多くを占めます。演出装置の都合上もあると思いますが、今回はそれとは別の角度から調べていきたいと思います。また、複合的な理由を持つ場合も多くありますが、代表すると思っているものを扱います。また、今回はそれぞれに深く踏み込みません。個人的に有視界戦闘を妨げるものは超長距離兵器だと思っています。そのため、それをどう作品的に処理しているのかを書いていきます。

通信障害系
 ガンダムが分かりやすいですね。長距離レーダー・長距離通信を無効化し交戦距離を縮めるタイプのものです。この中にもさまざまな通信障害系が見られます。しかしながらそれは主に戦闘時に使われる場合が多く、短距離通信は阻害されないというのがあるため、ミサイル・長距離通信が完全に消えることはありません。
 ・通信障害粒子系
   ミノフスキー粒子(ガンダム)やGN粒子(ガンダム00)などに見られる架空粒子が電波障害機能を併せ持つタイプです。エイハブ・ウェーブ(鉄血のオルフェンズ)もそのような性質を持っているとのことです。これらの粒子は動力原などにも使われ、万能粒子として扱われることもあるようです。
 ・通信障害機械系
   上記の粒子を機械装置に置き換えたものです。Nジャマー(ガンダムseed)があります。これは上記の粒子に比べれば劇中の万能性はありませんが、それでも核と通信障害の機能は絶大な都市機能麻痺を招きました。
  
フィールド・バリア系
 接触によるフィールド・バリア突破が必要な場合です。この場合直接接触か、その性質を載せた武器などを使う必要があります。これは個人的な感性ですが、フィールドと聞くと覆うような感じで、バリアだと一方面を抜き出したフィールドというような感じがします。
 フィールド系
  名称がフィールドのものです。真っ先に思いつくのはATフィールドですね。ほとんどの通常兵器の攻撃は通りません。そのため使われる兵器が制限され、エヴァの有視界領域での戦闘が多くなります。しかしながら、槍の超長距離投擲などでも敗れるため、完全にATフィールド=有視界戦闘ではないようです。
 バリア系
  名称がバリアのものです。すぐ思いつかなかったため少し調べました。今回はオーラバリア(ダンバイン)を取り上げます。核攻撃にも耐えられるようですが、オーラ力を持つパイロットが登場したものが扱う攻撃は、通るようです。人の意思が関係しているようなので人の意思が乗った攻撃と判断されるのでしょうか。

超技術系
 超長距離兵器に対して超技術で無効化するタイプです。
 スーパーロボット系
   スーパーロボット系のものです。近未来的な科学技術を一部含みますが、ほとんどはさらに未来の技術が大部分を占めていることが多いです。この場合、その圧倒的な能力で超遠距離兵器を無視します。バリアなどを搭載していることもあります。この場合、超長距離でも殲滅可能ですが敵の登場時間・位置の影響で有視界戦闘のパターンが多くなるような気がします。(この点はもう一度調査が必要ですね。)
 高機動・迎撃系
  ミサイルを有視界戦闘内で迎撃できるタイプです。けっこうな作品が当てはまりますが、主にヴァルヴレイヴ(革命機ヴァルヴレイヴ)が当てはまると考えます。それは、ヴァルヴレイヴは古代兵器としての一面を持つからです。スーパーロボット系な要素もありますがそこまではいかないと考えています。
 
機体特性系
 人型兵器便利系
  地球側のカタクラフト(アルドノア・ゼロ)が挙げられると考えられます。地球側のカタクラフトは安価で、汎用性が高くそれに兵器を持たせるという点から有視界戦闘が多くなりました。元々、現実で超長距離戦闘が起こるのはほぼ空戦、そのほかにも国同士の核戦争が主のため、戦車の代わりとなる兵器は必然的に有視界戦闘になると考えられます。これは以下の人型小型系にも当てはまりますね。
 人型兵器小型系
  機体自体が小型で、局地戦を想定しており、超長距離兵器の運用がもともと想定されていない系統です。ガサラキのTA・MFやボトムズのATが挙げれると考えられます。

超長距離兵器非存在・不使用系
 そもそも作中で超長距離兵器が開発されていないか、使われにくい系統です。非対称戦が使われているのもここに入ります。
 超長距離兵器非存在系
  幻晶騎士(ナイツ&マジック)があるかなと思います。人型兵器が技術の特性の影響で先に立った世界です。
  
他起源種固有能力系
 侵攻してきた人とは他種の起源種が持つ能力によって、超長距離兵器の多くが無力化されるタイプです。ここは上記と別で種類別に挙げます。
 BETA(マブラヴ)
  劇中ではレーザーによって、航空兵力や巡行兵器が無効化されました。BETAが一番奥にいるため、それにより有視界戦闘をしながら戦闘する必要が出てきます。
 フェストゥム(蒼穹のファフナー)
  空間湾曲により、レーダー無効化のほかにほとんどの通常兵器が無効化され、ファフナーの有視界戦闘に頼らざるをえなくなりました。
 奇居子(シドニアの騎士)
  内部にあるコアを破壊するため、またコアを正確に破壊するため、長距離兵器ではなく有視界戦闘を行う必要があると考えられます。
 
以上です。さまざまな指摘はあると思いますが、これを基に色々議論されることや誰かの物語に活かされるといいなと思います。(今後も文章を追加予定です。)




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